暗号機能有効化の手段、暗号機能有効化トークン |
"cryptographic activation"、‘cryptographic activation token’
5A002.aには、その暗号能力が"暗号有効化"なしに使用可能であるか、すでに有効になっている品目が含まれます。 |
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暗号機能有効化の手段(Cat 5P2) −
製造者により提供される仕組み(装置若しくはプログラムと一対一で対応するもの又は一人の顧客が有する複数の同種の装置若しくはプログラムのために顧客と一対一で対応するものに限る。)によって、使用者が暗号機能を特別に有効化し、又は使用可能にするあらゆる手段であって、貨物又は技術によって実現されるものをいう(例えば 、シリアルナンバーを基にしたライセンスキー又はデジタル署名の証明書等の認証をするものをいう。) |
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すなわち、暗号が使用されることができない場合、5A002.aで規制されないでしょう。
また、その暗号が、有効とされるために、"暗号機能有効化の手段"(すなわち、ライセンスキー)を必要とする場合、暗号機能のない品目又は暗号機能が有効となる前の品目は、5A002.aで規制されないでしょう。 |
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逆に、"暗号機能有効化の手段"(すなわち、ライセンスキー)なしに使用可能な暗号機能を有する品目は、5A002.aで規制される可能性があります。
有効にされている"暗号機能有効化の手段"を必要としない品目も、5A002.aで規制されるでしょう。
安全な仕組みの"暗号機能有効化"の手段以外の手段で暗号機能を有効化できる品目についても、5A002.aで規制されるでしょう。 |
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'暗号機能有効化トークン'の定義に対するTechnical Note: |
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'暗号機能有効化トークン'とは、次のいずれかに該当するアイテムをいう: |
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1. "暗号機能有効化"の手段を用いることによってのみ、ある品目(カテゴリー5−パート2で指定されない品目に限る)を5A002.a若しくは5D002.c.1で指定される品目(暗号注釈(カテゴリー5−パート2の注3)で除外されないものに限る)に変換するように設計又は改造したもの; |
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2. "暗号機能有効化"の手段を用いることによってのみ、すでにカテゴリー5−パート2で指定される品目に5A00.2.aで指定される機能と同等の機能を追加するように設計又は改造しもの。
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